吉川市で頭痛とイライラ・ほてりが重なる方へ|行間の場所とやさしい押し方
頭痛とイライラ・ほてりが重なる方へ|行間の場所とやさしいセルフケア
頭痛に加えて、いらいらしたり、顔がほてったりすることはありませんか。
東洋医学では、痛む場所だけでなく、一緒に現れる身体の変化にも目を向けます。
今回は、いら立ち・ほてりを伴う頭痛タイプの養生に用いるツボ「行間(こうかん)」をご紹介します。すべての頭痛に同じツボが合うわけではありません。
① 頭痛と一緒に、こんな変化はありませんか?

頭痛があるときは、痛み以外の状態も振り返ってみましょう。
- いらいらして、怒りっぽくなる
- 顔が赤くなる
- 目が赤くなる
- めまいや耳鳴りを伴う
東洋医学では、こうした特徴を合わせて身体の状態を考えます。
当てはまる項目だけで、原因や体質を自己診断するものではありません。
② 東洋医学で考える「いら立ち・ほてりを伴う頭痛」
このタイプを考える際の一つの見方が、**肝火上炎証(かんかじょうえんしょう)**です。
東洋医学の「肝」は、気持ちや気の巡りの調節に関わる概念です。その働きが乱れ、強い熱が頭や目へ上がった状態を「肝火上炎」と表します。
現代医学の肝臓の炎症を意味する言葉ではありません。
③ なぜ頭痛に、顔や目の赤みが重なるのでしょうか?
東洋医学では、熱には上へ向かう性質があると考えます。
肝の熱が頭部へ上がり、気血の巡りを乱すことで、頭痛や顔・目の赤みが生じると説明します。
これは東洋医学の伝統的な身体の見方です。頭痛の医学的な原因は、必要に応じて医療機関で確認することが大切です。
④ 行間は、どのようなツボですか?
行間は、足にある「肝経」という経絡に属するツボです。
東洋医学では、肝の高ぶった熱を鎮める目的で用います。
今回は、頭痛だけを目安にせず、いら立ちやほてりなどを伴う状態に着目した養生として紹介しています。
⑤ 行間の場所|足の親指と第2趾の間

行間は、足の甲側にあります。
親指と、その隣の第2趾の間。水かきの少し足首側が目安です。専門的には「赤白肉際」と呼ぶ、皮膚の色の境目に取ります。
足の甲の中央まで上がり過ぎないようにしましょう。行間と、さらに足首寄りにある太衝は別のツボです。
⑥ 行間の押し方|左右それぞれ約30秒
座って足を支え、無理なく手が届く姿勢で行います。
- 親指、または指の腹を行間に当てます。
- 痛くない強さで、やさしく押すか揉みます。
- 左右それぞれ約30秒を目安にします。
左右各30秒を1セットとして、1日1セットが目安です。
強く押すほどよいわけではありません。痛みを我慢せず、気持ちよく感じる程度にしてください。
⑦ 頭痛のセルフケアで気をつけたいこと
傷・腫れ・炎症のある場所は避けてください。刺激によって痛みや不調が増す場合は中止します。
また、次のような頭痛は、ツボ押しで様子を見ず、速やかに医療機関へ相談してください。
- 突然始まった、これまでにない激しい頭痛
- 手足の麻痺や、言葉の出にくさを伴う頭痛
- 発熱を伴う、いつもと違う頭痛
突然の激しい頭痛や麻痺などがある場合は、119番で救急車を呼んでください。繰り返す頭痛や、次第に悪化する頭痛も受診が大切です。kakarikata.mhlw.go.jp
⑧ 頭痛だけでなく、身体全体の状態に目を向けて

同じ頭痛でも、一緒に現れる不調や身体の状態は一人ひとり異なります。
吉川市の治療院江口では、頭痛だけに目を向けず、身体全体のつながりを確認し、その方の状態に合わせたやさしい鍼灸・整体を行っています。
頭痛を気にして予定をためらう日々から、仕事や家事、休日の散歩を穏やかに楽しめる毎日へ。
医療機関での確認とあわせて、身体の整え方についてお悩みの方はご相談ください。

