吉川市で生理前の下腹部の張り・生理痛に|太衝の場所とやさしい押し方
生理前の下腹部の張り・生理痛に。太衝の場所とやさしい押し方
「生理が近づくと、下腹部が張ってつらい」
「お腹だけでなく、胸の張りも気になる」
そんなとき、東洋医学では身体全体の状態から、生理に伴う不調を考えます。
今回は、気と血の巡りが滞るタイプの生理痛と、セルフケアに取り入れる足のツボ「太衝(たいしょう)」をご紹介します。
① 生理前からお腹が張る。こんな特徴はありませんか?

生理痛といっても、痛む時期や感じ方は一人ひとり違います。
今回取り上げるのは、次のような特徴を持つタイプです。
- 生理前〜生理中に下腹部が痛む
- 下腹部が張り、膨らむように感じる
- 生理前に乳房が張って痛む
- 経血が暗い色で、血の塊が混じる
- 血の塊が出ると痛みが和らぐことがある
すべてが当てはまる必要はありません。また、これだけで不調の原因を判断することはできません。
② 東洋医学では「気と血の巡り」から考えます
東洋医学では、身体の働きや巡りを支えるものを「気」、身体を養うものを「血」と呼びます。
気には、血を巡らせる働きもあると考えます。そのため、気が滞ると血も巡りにくくなり、張りや痛みにつながると捉えます。
この状態が、**気滞血瘀証(きたいけつおしょう)**です。
分かりやすくいうと、「気と血の巡りが滞るタイプ」です。ここでいう血の滞りは、現代医学の血栓を意味するものではありません。
③ ストレスと生理前の張りには、どんな関係があるの?
東洋医学では、気をのびやかに巡らせる働きに「肝」が関わると考えます。
ストレスや気持ちの緊張などによって、この働きが滞ると、下腹部や乳房の張りとして現れることがあると捉えます。
ただし、生理痛をすべてストレスのせいにするわけではありません。
痛む時期、冷え、疲れやすさなども含めて、身体全体の状態を見ていくことが大切です。
④ 生理前の張りに、なぜ足のツボ「太衝」なの?
今回の養生の方向性は、気の巡りを整え、血の滞りにも目を向けることです。
太衝は、足の厥陰肝経に属するツボです。東洋医学では、気の巡りを整える「疏肝理気」の働きを持つとされています。
そのため、今回のような張りを伴うタイプのセルフケアとして取り上げています。
「生理痛なら誰でもこのツボ」という選び方ではなく、身体の状態とツボの働きをつなげて考えます。
⑤ 太衝の場所|足の親指と人さし指の骨の間

太衝は、足の甲にあります。
足の親指と人さし指の間から、2本の骨の間を足首側へゆっくりたどります。
骨の間が狭くなる、その手前のくぼみが目安です。足指の付け根にある、水かきの部分とは異なります。
強く押して探す必要はありません。まずは指の腹で、骨の位置をやさしく確かめましょう。
⑥ 太衝の押し方|痛くない強さで左右それぞれ約30秒
足に楽に手が届く姿勢で行います。
- 太衝に親指、または指の腹を当てます。
- 気持ちよく感じる程度の、痛くない強さで押します。
- 押す代わりに、やさしく揉んでも構いません。
- 左右それぞれ約30秒を目安にします。
強さよりも、無理なく心地よく行えることを大切にしてください。
⑦ 生理痛のセルフケアで、痛みを我慢しないでください
ツボは、痛いほど強く押せばよいものではありません。
痛みを我慢する強さで押したり、正確な場所を探そうと何度も強く押し込んだりしないようにしましょう。
また、毎月の痛みで仕事や家事などに支障がある場合は、婦人科・産婦人科へご相談ください。生理痛には治療の対象となるものがあり、セルフケアだけで抱え込む必要はありません。働く女性の心とからだの応援サイト
⑧ 生理前も、自分の時間を穏やかに過ごすために

生理前の不調が気になって、予定を入れるのをためらう。やりたいことがあっても、お腹のつらさに気持ちが向いてしまう。
そんな毎日を一人で抱えず、ご自身の身体に目を向ける時間をつくってみませんか。
治療院江口では、痛む場所だけでなく、身体全体の状態を大切にしています。強く揉まず、一人ひとりの状態に合わせたやさしい施術を行います。
仕事や家事だけでなく、読書や外出など、自分の楽しみも大切にできる毎日へ。
吉川市で、生理に伴う不調や身体全体の状態について相談したい方は、治療院江口へご相談ください。

