新着情報

【吉川市肩こり】夕方になると肩こりが辛い方へ|疲れてこる肩こりを東洋医学で考える

「朝はそれほど気にならないのに、夕方になると肩がこってくる」

そんな肩こりを感じていませんか?

肩がこると、どうしても「肩の筋肉が硬いから」「肩を使いすぎたから」と、肩そのものに目が向きやすくなります。

しかし、夕方になるにつれて疲れと一緒に肩こりが辛くなる場合、東洋医学では肩だけではなく、身体全体の状態から考える見方があります。

今回は、

「夕方になると疲れてこる肩こりタイプ」

について、東洋医学の考え方と、日常で取り入れられるツボ・食養生をご紹介します。

夕方の肩こりと一緒に、こんな特徴はありませんか?

今回取り上げるタイプでは、肩こりだけを見るのではなく、身体全体に次のような特徴がないかを確認します。

  • 疲れやすい
  • 動くと症状が辛くなりやすい
  • 息切れしやすい
  • 声に力が出にくい
  • めまいを感じることがある

特に大切なのが、

「疲労があり、活動すると症状が辛くなりやすい」

という点です。

夕方の肩こりだけを切り離して考えるのではなく、一日を過ごすなかで身体全体がどのように変化しているのかを見ていきます。

なぜ夕方になると肩こりが辛くなるの?

今回の考え方を簡単にすると、

一日活動する

↓

身体を支える「気」の働きが不足してくる

↓

疲労とともに症状が現れやすくなる

↓

夕方になると肩こりが辛くなる

という流れです。

東洋医学では、身体を動かしたり支えたりする働きの一つを「気」と考えます。

今回のように、疲れやすく、活動すると症状が辛くなりやすい場合、東洋医学では身体を支える「気」が不足している状態として捉えることがあります。

一般向けの言葉に置き換えると、

「夕方になると疲れてこる肩こりタイプ」

です。

ここで重要なのは、

「夕方に肩がこる人は、すべて同じ身体の状態」というわけではない

ということです。

今回のように、疲れやすく、動くことで症状が辛くなりやすいといった特徴が重なっている場合に、こうした身体の状態から考えていきます。

身体を支える「気」と脾胃を支える方向から考える

今回の養生では、東洋医学でいう身体を支える「気」を補い、脾胃を支えていく方向から考えます。

そこで今回選んでいるのが、

ツボでは「足三里」

食材では「南瓜(かぼちゃ)」

です。

別々の健康法を組み合わせているのではありません。

どちらも、今回の疲れやすく、活動すると症状が辛くなりやすい身体の状態をもとに選んでいます。

足三里を使う理由

今回のツボは、

足三里(あしさんり)

です。

足三里は、東洋医学では脾胃を整え、身体を支える「気」を補う方向で用いられるツボです。

今回の養生の方向性と合うため、夕方になると疲れて肩がこるタイプのセルフケアとして選んでいます。

肩こりなのに、肩ではなく脚のツボを使うことを不思議に思うかもしれません。

ここが今回お伝えしたい大切なポイントです。

症状が出ている場所だけを見るのではなく、その症状が現れている身体全体の状態を見る。

これが東洋医学の身体の見方の一つです。

足三里はどこ?

足三里は、膝のお皿の少し下、すねの外側にあるツボです。

膝のお皿の下から、指4本分くらい下へ進み、そこから少し外側を探してみてください。

指で軽く押して、少しくぼんでいるところが目安です。

セルフケアでは、痛いほど強く押す必要はありません。

痛くない、心地よい程度の強さで刺激します。

今回の目安は、

5〜10秒程度 × 3回

です。

1日1〜2回を目安にし、今回のように夕方になると肩こりが辛くなる方は、

午後から夕方、肩こりが強くなる前

に取り入れてみてください。

足三里のセルフ指圧について、今回確認している範囲では具体的な禁忌事項を設定していないため、ここでは新たな注意事項は追加しません。

食事では南瓜を副菜に

身体の内側からの食養生として選んでいるのが、

南瓜(かぼちゃ)

です。

今回の食養生では、身体を支える「気」を補い、脾胃を支えることを中心に考えます。

南瓜は、東洋医学では、

五味:甘

五性:温

帰経:脾・胃

とされ、今回の養生の方向性とつながる食材です。

食材だけで肩こりをどうにかしようとするのではなく、疲れとともに症状が現れやすい身体の状態を、普段の食事から支えていく養生として取り入れます。

南瓜はどう食べればいい?

難しい薬膳料理を作る必要はありません。

今回の基本は、

加熱して、副菜として取り入れること。

煮物・蒸し物・スープなど、普段の食事に取り入れやすい方法で構いません。

1回の目安は、

50〜100g程度。

昼食または夕食に、副菜として取り入れます。

一度に大量に食べるのではなく、副菜程度にして、砂糖や油を多く使う調理ばかりに偏らないようにします。

外から足三里、内から南瓜

今回のセルフケアをまとめると、

外からは足三里

内からは南瓜を使った食養生

です。

大切なのは、

「肩こりだから足三里」

「肩こりだから南瓜」

と単純に覚えることではありません。

今回の流れは、

夕方になると疲れて肩がこる

↓

身体を支える「気」が不足している状態として考える

↓

「気」と脾胃を支える方向で養生する

↓

足三里+南瓜

となっています。

ツボと食材は別々の情報ではなく、同じ身体の状態を異なる方向から支える日常の養生として考えます。

肩こりは「肩だけ」を見ないことも大切です

治療院江口では、症状が出ている場所だけを追いかけるのではなく、

「なぜ、今そこに症状が出ているのか」

という身体全体の状態を見ることを大切にしています。

肩こりという同じ症状でも、身体の状態まで同じとは限りません。

今回のように疲れとともに辛くなる場合もあれば、別の特徴を持つ肩こりもあります。

だからこそ、

肩がこる=肩だけの問題

と最初から決めつけず、身体全体を見ることが重要だと考えています。

夕方の肩こりに振り回されない毎日へ

セルフケアの目的は、足三里を押すことでも、南瓜を食べることでもありません。

そして、「これをすれば肩こりが必ず改善する」とお伝えするものでもありません。

まずは、

「夕方になると肩がこるのは、肩だけの問題ではないかもしれない」

と、ご自身の身体を見る視点を少し変えてみてください。

午後から夕方に足三里をやさしく刺激する。

普段の食事に南瓜を副菜として取り入れる。

そんな小さな養生から、身体全体の状態を見直していくことができます。

夕方になるたび肩のつらさに振り回されるのではなく、一日の終わりまで自分らしく過ごせる身体を目指していきましょう。

吉川市をはじめ、越谷市・三郷市周辺で、夕方になると肩こりが繰り返し辛くなることでお悩みの方は、肩だけではなく、ご自身の身体全体の状態を見直す一つのきっかけにしてください。

治療院江口では、症状が出ている場所だけではなく、身体全体の状態を確認しながら、お一人おひとりに合わせて考えていきます。

「自分の肩こりも相談していいのかな」と迷われている方も、お気軽にご相談ください。