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夕方になると肩こりが辛い方へ|南瓜を取り入れる食養生

「朝よりも、夕方になると肩こりが辛くなる」

「一日を過ごして疲れてくると、肩もつらくなってくる」

そんな肩こりを感じていませんか?

肩がつらいと、どうしても肩を揉んだり、肩まわりだけを何とかしようと考えがちです。

しかし、疲れとともに肩こりが辛くなる場合、東洋医学では肩だけではなく、身体全体の状態から考える見方があります。

そして身体の状態を整える方法は、ツボなど外からのセルフケアだけではありません。

毎日の食事も、身体を見直す一つの方法です。

今回取り上げる食材は、身近な南瓜(かぼちゃ)です。

「肩こりなのに、なぜ南瓜?」

今回はその理由と、普段の食事への取り入れ方を分かりやすくご紹介します。

夕方になると疲れて肩がこるタイプ

東洋医学では、身体を動かしたり支えたりする働きの一つを「気」と考えます。

今回のタイプは、

一日活動する

↓

身体を支える「気」の働きが不足してくる

↓

疲労とともに症状が現れやすくなる

↓

夕方になると肩こりが辛くなる

という流れから身体の状態を考えています。

今回のように、疲れやすく、活動すると症状が辛くなりやすい場合、東洋医学では身体を支える「気」が不足している状態として捉えることがあります。

一般向けに言い換えると、

「夕方になると疲れてこる肩こりタイプ」

です。

このタイプでは、疲れやすい、動くと症状が辛くなりやすいといった特徴があります。

肩に症状が出ているからといって、肩だけを見るのではなく、疲れと肩こりが一緒に現れていることにも目を向けるのが今回のポイントです。

なぜ「南瓜」なの?

今回の食養生では、身体を支える「気」を補い、脾胃を支える方向から食事を考えます。

そこで取り入れる食材が南瓜です。

南瓜は、東洋医学では、

  • 五味:甘
  • 五性:温
  • 帰経:脾・胃

という性質を持つ食材として扱われます。

今回の食養生では、こうした南瓜の特徴から、疲れやすく、活動すると症状が辛くなりやすい身体を食事から支える食材として選んでいます。

そのため、

夕方になると疲れて肩がこる

↓

身体を支える「気」が不足している状態として考える

↓

「気」と脾胃を支える方向から整える

↓

食養生でも「気」と脾胃を支える

↓

南瓜を取り入れる

というつながりになります。

つまり、

「肩こりに南瓜が効くから食べる」

という考え方ではありません。

肩だけではなく、疲れとともに症状が現れている身体全体の状態を見た結果、今回の食養生として南瓜を選んでいます。

南瓜はどうやって取り入れる?

特別な薬膳料理を作る必要はありません。

今回の基本は、

加熱して、副菜として取り入れること。

おすすめは、

煮物・蒸し物・スープ

などです。

普段の食事の中で、無理なく続けられる形で取り入れてみてください。

1回の目安は50〜100g程度

今回の南瓜の目安量は、

1回50〜100g程度。

南瓜だけをたくさん食べるのではなく、あくまで副菜として取り入れるのが基本です。

食養生は、一つの食材を大量に食べればよいというものではありません。

毎日の食事の一部として、無理なく取り入れることを意識してみてください。

取り入れるなら昼食または夕食に

今回、南瓜を取り入れるおすすめの時間帯は、

昼食または夕食

です。

たとえば、昼食や夕食の副菜として、

  • 南瓜の煮物
  • 蒸した南瓜
  • 南瓜を使ったスープ

などにすると、普段の食事にも取り入れやすくなります。

「薬膳だから特別なものを食べなければならない」と考える必要はありません。

身近な食材を、今の身体の状態に合わせて選ぶ。

それも日常でできる食養生の一つです。

砂糖や油を多く使う調理に偏らない

南瓜を取り入れるときは、調理方法にも少し目を向けてみましょう。

今回の食養生では、砂糖や油を多く使う調理に偏らないことを基本にします。

また、一度に大量に食べるのではなく、

50〜100g程度を副菜として

取り入れます。

大切なのは、南瓜だけをたくさん食べることではなく、毎日の食事の中に無理なく組み込むことです。

食事から身体を見る習慣を

肩こりというと、

「どこを揉めばいい?」

「どのツボを押せばいい?」

と考えることが多いかもしれません。

もちろん、外からできるセルフケアも一つの方法です。

しかし今回のように、夕方になって疲れてくるほど肩が辛くなるのであれば、

「今日は肩だけではなく、身体全体が疲れているのかもしれない」

と考えてみることも大切です。

そして、

「今日はどんなものを食べようか」

と毎日の食事にも目を向ける。

南瓜は、そのために取り入れられる身近な食材の一つです。

同じ肩こりでも、身体の状態は同じとは限りません

肩こりという症状が同じだからといって、全員の身体が同じ状態とは限りません。

治療院江口では、症状が出ている場所だけではなく、

「なぜ今、その症状が出ているのか」

という身体全体の状態を見ることを大切にしています。

今回のように、一日を過ごして疲れてくると肩こりが辛くなるのであれば、肩だけではなく疲れ方まで含めて身体を見る。

そこからセルフケアや食養生を考えていきます。

夕方の肩こりに振り回されない毎日へ

食養生の目的は、南瓜を食べることそのものではありません。

また、南瓜を食べれば肩こりが治るということでもありません。

大切なのは、自分の身体の状態に目を向けながら、毎日の食事を考えることです。

まずは昼食や夕食に、

加熱した南瓜を50〜100g程度、副菜として取り入れる。

無理なくできるところから始めてみてください。

夕方になるたび肩のつらさばかりが気になるのではなく、一日の終わりまで無理なく過ごせる身体を目指していくこと。

毎日の食事も、そのために身体を見直す一つのきっかけにしてみてください。

吉川市をはじめ、越谷市・三郷市周辺で、夕方になると疲れとともに肩こりが辛くなることでお悩みの方は、肩だけではなく、身体全体の状態にも目を向けてみてください。

治療院江口では、症状が出ている場所だけを追いかけるのではなく、**「なぜ今、そこに症状が出ているのか」**を考えながら、身体全体の状態を確認しています。

「夕方になると肩が辛い」「疲れてくると肩こりも強くなる」といったお悩みがある方も、お気軽にご相談ください。

今回の身体の状態や、ツボと食養生を合わせて考える理由については統合編で、外からできる足三里のセルフケアについてはツボ編で詳しくご紹介しています。