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朝起きたとき腰が痛くて動けない|「朝、腰が冷えて固まる腰痛タイプ」のセルフケア

朝、目が覚めて起き上がろうとしたとき、

「腰が痛くて、すぐに立てない」

「しばらくゆっくり動かないと腰が伸びない」

そんな朝の腰のつらさはありませんか?

起きてすぐに動けないと、着替えや朝食の準備、仕事へ行く支度など、一日の始まりから腰のことが気になってしまいます。

「今日も腰が痛いのかな」

そんなことを毎朝考えながら起きるのはつらいものです。

腰痛というと、腰そのものに原因があると考えがちです。

しかし東洋医学では、痛む場所だけではなく、いつつらいのか、何をするとつらいのか、身体がどのような状態になっているのかまで含めて考えます。

今回は、

「朝起きたとき、腰が痛くてすぐに動けない」

という状態を、東洋医学の「冷え」と「湿気」という視点から考え、ご自宅でできるセルフケアをご紹介します。

朝の腰痛を「腰だけの問題」と考えない

同じ腰痛でも、つらくなるタイミングや感じ方は人によって違います。

今回取り上げるのは、

  • 朝起きたときにつらい
  • 動き始めにつらい
  • 腰が冷えて固まるように感じる
  • ゆっくり動き始めないと腰が伸びにくい

といった状態です。

一般向けにいうと、

「朝、腰が冷えて固まる腰痛タイプ」

と考えると分かりやすいでしょう。

東洋医学では、こうした状態の一つとして、寒さや湿気の影響によって身体の巡りが滞り、腰まわりがこわばって動かしづらくなるという見方があります。

大切なのは、

「腰が痛いから腰だけを何とかする」

と考えるのではなく、

「なぜ朝に動きづらくなるのだろう?」

と、そのときの身体全体の状態まで考えることです。

東洋医学では「冷えや湿気」と「巡り」に注目します

今回のような状態では、東洋医学の考え方として、

寒さや湿気を取り除く方向から考え、滞っている巡りを促し、動きやすい状態を目指す

という養生があります。

そこで今回取り入れるのが、

外から行うセルフケアとして「懸鐘」

そして、

食事から行う養生として「うど」

です。

ツボと食材を別々の健康法として考えるのではありません。

今回のような**「朝、腰が冷えて固まりやすい状態」**に対して、身体の外側と食事の両方から無理なく養生していくという考え方です。

外からのセルフケア|ツボ「懸鐘」

今回使うツボは、懸鐘(けんしょう)です。

懸鐘は足の少陽胆経にあるツボで、すねの外側、外くるぶしより少し上にあります。

朝の腰の動き出しがつらいと、つい腰を揉んだり伸ばしたりしたくなるかもしれません。

今回は腰を強く刺激するのではなく、足にある懸鐘を使ってセルフケアを行います。

懸鐘の刺激方法

朝起きて、いきなり動き出す前に、

5〜10秒程度、やさしく刺激します。

これを、

3回程度

行います。

目安は1日1〜2回です。

特に今回おすすめするタイミングは、朝起きて動き出す前です。

強く押し込む必要はありません。

「強く押した方が効きそう」と力を入れるのではなく、気持ちよく感じる程度のやさしい刺激を基本にしてください。

内からの養生|食事には「うど」

食事からの養生として取り入れるのが、うどです。

東洋医学・薬膳では、うどは温性の食材として整理されています。

また、身体に余分な水分が滞っているような状態や、関節のつらさなどを考える際に用いられる食材の一つです。

今回のような、冷えと湿気が関係していると考える腰のこわばりに対して、食事からの養生として取り入れていきます。

うどの取り入れ方

今回は、冷たい状態ではなく加熱調理して取り入れます。

目安は、

1回30〜50g程度を副菜として。

昼食または夕食に取り入れてください。

きんぴらや煮物など、温かい料理として普段の食事に無理なく加える方法がおすすめです。

一度にたくさん食べる必要はありません。

今回の「朝、腰が冷えて固まるタイプ」では、冷たい食べ方を避け、温かい料理として取り入れることを基本とします。

セルフケアを続けても朝の腰痛を繰り返すときは

ツボや食事は、ご自宅で取り入れやすい養生の一つです。

しかし、同じ腰痛でも身体の状態は一人ひとり違います。

朝の腰のつらさを繰り返している場合、

「腰が硬いから揉めばいい」

「腰を伸ばせばいい」

と、腰だけを見続けるのではなく、なぜ腰がそのような状態になっているのかまで考えることも大切です。

今回のように、

朝に腰が冷えて固まるように感じ、動き始めがつらい

のであれば、東洋医学では冷えや湿気との関係から身体を見る方法があります。

そのため今回は、

外からは懸鐘をやさしく刺激する。

内からは温かく調理したうどを取り入れる。

という2つの養生をご紹介しました。

治療院江口では「腰の硬さも結果」と考えます

吉川市の治療院江口では、腰痛だからといって腰だけを見るのではなく、身体全体がどのような状態になっているのかを大切にしています。

腰が硬くなっているから腰を強く揉む、という考え方だけではありません。

当院では、**筋肉の硬さも身体に起きている何らかの変化の「結果」**として捉えています。

そのため、

「なぜ腰の筋肉が硬くなっているのか」

さらに、

「その状態をつくっている背景には何があるのか」

と、原因のさらに原因まで考えながら身体全体を確認していきます。

施術も、強く押したり、強く揉んだり、ボキボキしたりすることを目的としていません。

身体が必要以上に身構えないよう、やさしい刺激を大切にしながら、施術前後の身体の変化を確認していくことを基本としています。

朝の腰痛に振り回されない一日の始まりを目指して

目指したいのは、単に「腰痛をなくすこと」だけではありません。

朝起きるたびに、

「今日は腰、大丈夫かな」

「すぐ動けるかな」

と、腰の心配から一日が始まるのではなく、

起きたら自然に動き出し、いつもの一日を始められること。

着替えをする。

朝食を準備する。

仕事へ向かう。

家事を始める。

そんな当たり前の朝を、腰のことばかり気にせず過ごせることが大切です。

仕事や家事、外出など、その日にやりたいことを腰のつらさだけで諦めずに続けられる毎日を目指して、自分の身体がどんなときにつらくなるのかを知ることから始めてみてください。

まとめ|朝起きたときの腰のつらさを身体全体から考える

朝起きたときに腰が痛くてすぐに動けない。

腰が冷えて固まったように感じる。

動き始めが特につらい。

このような状態に対して、東洋医学では冷えや湿気によって身体の巡りが滞っている状態として考えることがあります。

今回ご紹介したセルフケアは、

懸鐘:5〜10秒程度×3回、1日1〜2回。特に朝、動き出す前にやさしく刺激する。

うど:加熱調理したものを30〜50g程度、副菜として昼食または夕食に取り入れる。

という方法です。

セルフケアは、無理なく続けられる範囲で取り入れてください。

そして朝の腰のつらさを繰り返しているときは、痛い腰だけではなく、「なぜ腰がつらくなっているのか」まで身体全体から考えてみることも一つの選択肢です。

吉川市で朝の腰痛を繰り返している方へ

セルフケアをしていても朝の腰のつらさを繰り返す。

腰だけをケアしても、また同じ状態になる。

「自分の場合は、なぜ朝につらくなるのだろう?」

そのように感じている方は、身体全体の状態を一度確認してみるのも一つの方法です。

治療院江口では、痛い場所だけを追いかけるのではなく、なぜそこに症状が現れているのかを身体全体から考えることを大切にしています。

「この腰痛も相談していいのかな」と迷われている方も、お気軽にご相談ください。