吉川市で朝起きたとき腰が痛くて動けない方へ|「うど」を使った食養生
朝、目が覚めて起き上がろうとしたとき、
「腰が痛くて、すぐに動けない」
そんな朝が続いていませんか?
起きてすぐに立ち上がれず、腰の様子を見ながらゆっくり動き始める。
朝の腰のつらさが続くと、一日の始まりから腰のことを気にするようになります。
腰が痛いと、「腰を揉む」「腰を伸ばす」といった外からのセルフケアに目が向きやすいものです。
一方、東洋医学では、毎日の食事から身体の状態を整えていく食養生という考え方も大切にします。
今回取り入れる食材は、
「うど」
です。
なぜ朝の腰のつらさに「うど」なのか。
今回は、東洋医学から見た身体の状態とともに、普段の食事へどのように取り入れるのかをご紹介します。
朝、腰が冷えて固まるように感じるタイプ
今回取り上げているのは、
朝起きたとき、腰が痛くてすぐに動けない
という状態です。
分かりやすく表すと、
「朝、腰が冷えて固まる腰痛タイプ」
です。
東洋医学では、このような状態について、寒さや湿気の影響によって身体の巡りが滞り、腰がこわばって動き出しにくくなっているという見方があります。
同じ「腰痛」でも、痛む場所だけを見るとは限りません。
いつつらいのか。
どのような状態のときにつらいのか。
こうしたことも含めて身体を見ていきます。
今回大切なのは、
「朝」「冷えて固まる」「動き出しにくい」
という特徴です。
今回の食養生に「うど」を選ぶ理由
今回の食材はうどです。

うどは、東洋医学・薬膳では温性の食材として整理されています。
また、身体に余分な水分が滞っている状態と関係する食材として考えられ、関節のつらさなどに用いられることがあります。
今回考えているのは、
寒さや湿気の影響によって、身体の巡りが滞っている状態
です。
そのため、今回の食養生では、温性で、水分の滞りとも関係する「うど」を取り入れます。
ここで大切なのは、
「腰痛だから、うどを食べる」
という単純な考え方ではありません。
「朝、腰が冷えて固まるように感じる」という身体の状態を考えたうえで、今回の食材として「うど」を選んでいます。
うどは「温かく調理する」
今回の食養生では、うどは加熱調理して取り入れます。
例えば、普段の食卓で副菜として無理なく取り入れられる温かい料理にします。
今回のポイントは、
冷たい食べ方ではなく、温かく調理して取り入れること。
今回は「朝、腰が冷えて固まる」という身体の状態を考えているため、冷たい食べ方は避けます。
特別な薬膳料理を毎日作らなければならないわけではありません。
普段の食事の中に、温かく調理したうどを副菜として加える。
そのくらいから始めてみてください。
1回の目安は30〜50g程度
うどは、
1回30〜50g程度
を目安にします。
主食のようにたくさん食べるのではなく、副菜として取り入れるイメージです。
食養生では、
「身体に良さそうだから、たくさん食べよう」
と考える必要はありません。
一度に大量に食べるのではなく、普段の食事の一品として無理なく取り入れることを基本にしてください。
昼食または夕食に取り入れる
今回、うどを取り入れる時間帯は、
昼食または夕食
です。
朝の腰がつらいからといって、必ず朝食で食べなければならないわけではありません。
昼食や夕食の副菜として、温かく調理したうどを取り入れます。
大切なのは、食養生だけを特別なものにしてしまわないことです。
普段の食事の中で続けやすい形にする。
それが、日常生活へ食養生を取り入れるポイントです。

今回避けたいのは「冷たい食べ方」と「一度に大量に食べること」
今回のうどの取り入れ方では、2つ意識してください。
一つ目は、
冷たい食べ方を避けること。
今回は、東洋医学で寒さの影響を考える身体の状態を取り上げています。
そのため、温かく調理して取り入れることを基本にします。
二つ目は、
一度に大量に食べないこと。
食養生は、たくさん食べれば食べるほどよいというものではありません。
30〜50g程度を副菜として。
この目安を基本に、普段の食事へ取り入れてみてください。
「うどを食べれば腰痛がよくなる」ということではありません
ここは、とても大切なところです。
今回お伝えしているのは、
「うどを食べれば腰痛がよくなる」
ということではありません。
食養生は、身体の状態に合わせて日常生活から身体を整えていくための方法の一つです。
東洋医学では、腰だけを見るのではなく、身体全体がどのような状態になっているのかを考えます。
今回なら、
朝に腰がつらい。
冷えて固まるように感じる。
動き始めがつらい。
こうした特徴から、寒さや湿気によって巡りが滞っているという身体の見方につなげています。
そして、その状態に合わせた日常の養生の一つとして、食事から「うど」を取り入れます。
食事だけでなく、身体全体を見ることも大切です

食養生は、身体を整えるために日常でできることの一つです。
しかし、朝の腰のつらさを繰り返している場合は、食事だけ、腰だけというように、一部分だけを見るのではなく、身体全体の状態に目を向けることも大切です。
外から行うセルフケアについては、ツボ「懸鐘」を使ったセルフケア編で詳しくご紹介しています。
また、今回の身体の状態と、なぜ「懸鐘」と「うど」を組み合わせて考えるのかについては、統合編で詳しくご紹介しています。
食事だけ。
ツボだけ。
腰だけ。
と切り離して考えるのではなく、
「今、自分の身体はどのような状態なのだろう?」
という視点から日々のセルフケアを考えてみてください。
朝の腰のつらさに振り回されない毎日へ
食養生の目的は、「うど」という食材を覚えることではありません。
目指したいのは、
朝起きるたびに、腰のことから一日が始まる状態に振り回されないこと。
朝起きて、身支度をする。
仕事や家事を始める。
出かける準備をする。
自分が今日やりたいことを始める。
そんな普段の生活を続けていくために、自分の身体の状態に目を向け、毎日の食事も養生の一つとして考えてみてください。
今回の食養生は、
- うどを加熱調理する
- 30〜50g程度を副菜として取り入れる
- 昼食または夕食に食べる
- 冷たい食べ方を避ける
- 一度に大量に食べない
というシンプルなものです。
朝の腰のつらさを繰り返している方へ
治療院江口では、腰が痛いからといって、腰だけに原因があるとは考えていません。
筋肉の硬さも、身体に起きている変化の「結果」の一つと考えています。
そのため、
「なぜ腰が硬くなっているのか」
「その状態をつくっている背景には何があるのか」
というように、症状だけではなく身体全体の状態を見ることを大切にしています。
食事もツボも、身体を整えるための方法の一つです。
それでも朝の腰のつらさを繰り返している場合は、ご自身の身体全体の状態を見直してみることも大切です。
「朝の腰のつらさについて相談してもいいのかな」と迷っている方も、お気軽に治療院江口へご相談ください。

