生理痛がつらい人へ

その痛み、「冷え」が原因かもしれません
生理のたびに
・下腹部がズーンと重い
・お腹や腰が冷える
・温めると少し楽になる
そんな生理痛に悩んでいませんか?
東洋医学では、こうしたタイプの生理痛を
**「子宮寒湿証(しきゅう かんしつしょう)」**と考えます。
東洋医学で考える「子宮寒湿証」とは
子宮寒湿証とは、
冷えと湿(余分な水分)によって、子宮の巡りが悪くなっている状態です。
東洋医学には
「不通則痛(通じなければ痛む)」
という考えがあります。
本来、子宮や下腹部は
血がしっかり巡り、温かさが保たれていることで
生理はスムーズに行われます。
しかし、
・冷たい飲食が多い
・体を冷やしやすい生活
・もともと冷え体質
こうした状態が続くと、
子宮(東洋医学では**胞宮(ほうきゅう)**と呼びます)が冷え、
血の巡りが滞り、痛みとして現れてきます。
子宮寒湿証に多いサイン
次のような特徴がある方は、
子宮寒湿証の傾向が考えられます。
・生理前〜生理中に下腹部が痛む
・お腹が重だるい
・経血の量が少なめ
・経血の色が暗い
・手足やお腹が冷えやすい
「温めると楽になる」というのも、大きなヒントです。
内側から温める鍵は「食」
子宮寒湿証では、
とにかく内側から冷えを取ることが大切です。
そこでおすすめしたいのが、
**黒砂糖(こくとう)**です。
黒砂糖は東洋医学的に
・体を温める
・血の巡りを助ける
という性質を持ち、
冷えによって滞った下腹部を
やさしく内側から支えてくれます。
簡単な取り入れ方
・黒砂糖を白湯に溶かして黒糖湯に
・生姜を少し加えるのもおすすめ
冷たい飲み方は避け、
温かくがポイントです。
外から整える「ツボ」の力
食とあわせて取り入れてほしいのが、ツボです。
子宮寒湿証で特におすすめなのが
関元(かんげん)と三陰交(さんいんこう)。
関元(かんげん)
おへそから指4本分下にあるツボ。
下腹部を温め、子宮や冷えと深く関わります。
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの一番高い所から指4本分上。
血の巡りと冷えを同時に整える代表的なツボです。
強く押す必要はありません。
「気持ちいい」と感じる程度で、
ゆっくり呼吸しながら刺激してください。
生理痛は「我慢するもの」ではありません
生理痛があることを
「体質だから」「仕方ない」と思っている方は少なくありません。
でも東洋医学では、
痛みは体からのサインと考えます。
冷えが原因なら、
冷えを整えてあげることで
体は少しずつ変わっていきます。
食で内側から、
ツボで外側から。
無理をせず、やさしく整えていくことが大切です。
治療院江口からのひとこと
当院では、生理痛を
「子宮だけの問題」とは考えません。
体全体の巡り、冷え、バランスを見ながら、
一人ひとりに合った整え方を大切にしています。
セルフケアで整えきれない不調がある場合は、
無理せずご相談ください。
体の内から食で、外からツボで整えましょう。
