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冷えてだるい腰痛は「腎」からのサインかもしれません

「朝起きると腰が重い」
「温めると楽になる腰痛がある」
「年齢のせいかな、と諦めている」

こうした腰痛のお悩み、実はとても多く聞きます。

でも東洋医学では、
腰痛=腰だけの問題とは考えません。

腰と深く関わる「腎」という臓腑

東洋医学でいう「腎」は、
腎臓そのものだけでなく、

・体を温める力
・足腰を支える力
・年齢とともに衰えやすいエネルギー

これらをまとめて担っています。

特に、
冷えてだるい腰痛
温めると楽になる腰痛は、
「腎の働きが弱っているサイン」と考えます。

これを
腎陽虚(じんようきょ)と呼びます。

なぜ冷えると腰が痛くなるのか?

体を温める力が弱くなると、

・血や水の巡りが悪くなる
・筋肉がゆるまず、こわばる
・回復力が落ちる

こうした状態が重なり、
腰に「だるさ」「重さ」「痛み」として現れます。

強い炎症やケガではなく、
じわじわ続く腰痛ほど、このタイプが多いのが特徴です。

食で支える:腎を温める「くるみ」

腎陽虚タイプの腰痛におすすめなのが、
くるみです。

くるみは
・温性
・甘味
・腎と肺に入る

とされ、東洋医学では
腰痛・下半身の冷え・頻尿・耳鳴りなどに使われてきました。

簡単な取り入れ方

・1日数粒をそのまま
・すり潰して味噌汁や和え物に
・朝食や間食に少量ずつ

「たくさん食べる」より、
少量を毎日続けることが大切です。

外から整える:腰を助けるツボ

腎の働きを助ける代表的なツボが、

太渓(たいけい)
命門(めいもん)

です。

太渓は内くるぶしの近くにあり、
命門はおへその真裏、背骨の中央にあります。

強く押す必要はありません。
「気持ちいい」「温かい」と感じるくらいで十分です。

腰痛は「結果」、原因はもっと深いところに

腰が痛いからといって、
腰だけを揉み続けても変わらないケースは少なくありません。

体を支える力、温める力、巡らせる力。
それらを内側と外側の両方から整えることが大切です。

腰痛は、
「ちゃんと休んで」「ちゃんと温めて」
という体からのメッセージかもしれません。

無理にがんばらず、
今日できることを一つずつ。

体の内から食で、外からツボで整えましょう。