薬膳って何?“体質に合ったごはん”が心と体を整える理由

「薬膳って漢方みたいな苦い料理?」「特別な材料が必要?」
そんなふうに思っていませんか?
実は薬膳は、ふだんの食事に“体を整える知恵”を取り入れること。
東洋医学の視点を使って、“今の自分”に合ったごはんを選ぶのが薬膳の基本なんです。
薬膳=漢方ではありません
薬膳は、漢方薬のように“薬を使った料理”ではありません。
東洋医学の理論に基づいて、「季節・体質・体調」に合わせた食材の組み合わせで体を整える食事法のことです。
たとえば——
- 冷えやすい人には「温める食材」
- 胃腸が弱い人には「消化を助ける食材」
- むくみやすい人には「水分代謝を促す食材」
食材の「性質」を知ることで、自分に合った“整うごはん”が作れるようになります。
食材にも“性格”がある?
薬膳では、食材を「五性(温・熱・平・涼・寒)」に分けて考えます。
- しょうが → 体を温める「熱」
- きゅうり → 熱を冷ます「寒」
- 白米 → 誰でも安心な「平」
このように、食材にも性格(働き)があると考えるんです。
さらに、「五味(甘・苦・辛・酸・鹹)」によって、どの臓器に働きかけるかも見ていきます。
薬膳のいいところ
- 特別な食材を使わなくてもOK
- 毎日のごはんで体調を整えられる
- 気づかない不調(だるさ・気分の落ち込み)に働きかける
つまり薬膳は、体質や季節に合わせた“セルフケアの食事なのです。
たとえば今の時期なら…?
梅雨の時期や気圧の変化が気になる今は、水はけを良くして、胃腸を元気にする食材がポイント。
- ハトムギ茶
- 大葉
- とうもろこし
- しょうが
など、すぐに手に入るもので十分です。
まとめ
薬膳は、“体にやさしいごはん”をつくる知恵。
難しい理論ではなく、「今の私に、何が必要?」を考える食事です。
まずは今日の食材選びから、薬膳を始めてみませんか?
